2015・選択授業「チーム・組織を考える」5

【チーム・組織を考える5回目20150527】
勤務校で担当している高校3年生向け選択授業「チーム・組織を考える」5回目。
今回のプログラムは以下の通りです。
1.アクティビティ当番(生徒)
2.アクティビティの振り返り
3.アクションラーニングセッション実践
4.次回のコーチと問題提示者決め
5.振り返り&“質より量”シート記入→担当者との問答
*アクティビティ当番は、授業の最初の15分でアクティビティを企画・運営。
今回は「なんでもバスケット」。
アイスブレイク系ですが、移動するときにいちいち「ハイ!」と返事をしなければならないのが、なかなか面白いアイディアでした。
お題を考えることが質問を考えることにもつながるアクティビティで、意外と奥が深い定番ゲームだなと感心。
*アクションラーニングは今回も、コーチも問題提示者もすべて生徒が担当。
*「振り返り&“質より量”シート」には、こんな記載(一部抜粋)がありました。
「アクションラーニングは質問ができればできるほど楽しくなる。問題が共感できる内容だとやりやすい。雰囲気って大切。」
「今回は質問がたくさん出ていた。周りの人に比べると自分の質問が少なかったと思った。もっと雰囲気を良くしてたくさん質問し、時には良い沈黙にもなるようにしたい。」
「真剣に私の問題について考えてくれて嬉しかった。」
「お互い知り合いなので、すぐに解決に持って行こうとしている自分がいた。無意識にやってしまうので、次回からはそれを忘れて取り組むようにしたい。自分の意見を言いたくなるが、アピールしようとしても相手に伝わらない時があったので、もっと分かるようにアピールできたらと思う。」

●今回のアクションラーニングは最悪の雰囲気で始まりました。
開始前に休み時間を入れるのですが、時間通り戻ってこなかったので、私は私の思ったことをそのまま伝えました。
時間をマネジメントすることが私のこの授業の役割のひとつであり、ファシリテーターとしてルールを守ってもらって「安全・安心の場」をつくるためです。
アクションラーニング後も思ったことを伝えました。
それは、アドラー心理学的には「今回の雰囲気を重くしたのは私のせいだ」はNG?ですが、あえてそれを伝えました。
ファシリテーターが場を創る責任があると思っているからです。
そんなメッセージが、生徒たちにも分かってくれるといいなと思う今日この頃です。
次回(6/3)以降も「アクションラーニング(質問会議)」を実施します。次回もアクションラーニングは、生徒たちがコーチを担当します!
★見学希望の方、参加したい方(就活のトレーニングにもなります)、緊急性のある問題・悩みを抱え解決したい方など、いましたら私のFBメッセージにご連絡ください!(※毎週水曜日・13:25〜15:15)