2015・選択授業「チーム・組織を考える」2

【チーム・組織を考える2回目20150422】
勤務校で担当している高校3年生向け選択授業「チーム・組織を考える」初日。
今年度で5年目。今年度は女子15名、男子9名の計24名。
今回のプログラムは以下の通りです。
1.趣旨説明
2.コンセンサスゲーム
3.「聴く」ペアワーク
4.「訊く」ペアワーク(closed question)
5.「訊く」ペアワーク(open question)
6.感想をチーム内でシェアリング
7.振り返り&“質より量”シート記入→担当者との問答
*コンセンサスゲームは、本授業出身者で専修大学経営学部(2年)の中原くんが担当。がんばってファシリテートしておりましたが、予定時間20分のところ40分も使い、あとのアクティビティへの影響が…。
*「聴く」ワークは、あるテーマについて、ペアで聴き合いました。さらに、聴き合っているペアを観察するペアもいます。
*「訊く」ワークは、closed questionとopen questionの使い分けてのペアでの訊き合いの練習。これも訊き合っているペアを観察するペアもいます。
*今年度の授業テキストは、ちょんせいこ『ファシリテーターになろう!―6つの技術と10のアクティビティ―』です。

*「振り返り&“質より量”シート」には、こんな記載(一部抜粋)がありました。
「ほかの人から自分のくせについてきいてはじめて気づいたことがあり、今後気をつけようと思った。」
「クローズドクエスチョンよりオープンクエスチョンのほうが話が広がりやすく、場の雰囲気も良い感じになる。」
「相手の話をしっかりときくこと
が大事だと改めて思い知らされた。相手の話をしっかりときくだけで、親近感が生まれ、コミュニケーション能力も上がると思った。」
「とにかく頭が疲れました。あいづちをしっかりと打ちながらも、次の質問を考えたり、どんな問題が来るのかな?と頭の中でいくつもの選択ができて、それを考えながら同時にいろいろなことをやらなくてはいけなくて、かなりたいへんだった。」
「質問をとっさに考えるのは頭を使うので難しいが、質問に答えるのはとても楽で思ったことを伝えるだけなので良い。しかし、良い質問ができたときは何か少しうれしく、どんどん楽しくなった。」

次回(5/13)からは、「アクションラーニング(質問会議)」を毎回実施していきます。