進路決定者特別授業3

【進路決定者特別授業(アクティブラーニング型)3回目:20150119】
勤務校にて、5日間(1/14・16・19・21・23、全日8:55〜11:45)、
専修大学内部推薦者以外で、すでに進路が決定した生徒対象の特別授業。
参加生徒は、進路は大学・専門学校問わず、専門となる分野もバラバラ。
授業の方向性は…
目標「学び家(マナビカ)で行こう!」
目的?「高校卒業後のライフプランニング」
目的?「多様性との共生について考える」
目的?「思考力・判断力・表現力を身に付ける重要性を理解する」
授業は、私以外にも、目的に沿った外部のエキスパートの方々が担当します。
今回は、ゲストファシリテーターとして、山ノ内凛太郎さん(一般社団法人ISP)をお迎えしての授業。
※一般社団法人ISPhttp://www.i-suginami-project.org/
テーマは「質問の力」。

<本日のプログラム>
★マナビカ活動(ゴールイメージ)
「自分の身の回りにいるいろいろな人を知り、尊重し、認める姿勢を養う」
1.自己紹介・趣旨説明・スケジュール確認・グランドルールの共有
2.アイスブレイク〜マンダラート自己紹介〜
3.レクチャー「聞・聴・訊」
4.ペアワーク「いくつ質問できるかな」
5.グループワーク(ペアワークの内容を共有)
6.全体ワーク〜ワールドカフェ〜「いい質問って?」
7.グループワーク〜実践編〜「皆川にいい質問をしよう」
8.振り返りシート記入
これまで2回は、自分と他者を意識するコミュニケーションを考える場が多く作ってきました。
今回は、「聞く」「聴く」「訊く」の「訊く」(質問)を通じて「ききたい」「きかれたい」といった“いい質問”について考え、それが自他にどのような影響を与え合うかを考える場でした。
振り返りシートには、
「自分のことを語ったり、相手のことを知ったりすることは楽しい。」
「みんなのいろいろな質問や答えがきけて楽しかった。いろいろと考えさせらた。」
「質問することが大切。質問される側も丁寧に答えることが質問者を引き立てることができ良いと思った。」
「楽しい会話にするには、質問する側も工夫すべきだし、される側もそこから話を広げたりすることが大切だと思った。」
「長所など、自分が答えられない部分について考えられた。」
「質問の答えは人それぞれであることを学んだ。」
「相手に考えさせるような質問を考えるのは難しい。」
「質問は立場が違うだけで思うことが変わる。」
「相手を思って質問することをこれからやろうと思った。」
「今日は感謝しています。自分の「思い」について考えることができた。「思いやり」を忘れない。」
中には、「相手のタブーにふれないようにするためには?」といった質問も書かれていました。
今回の振り返りシートには、「考える」「考えさせられる」(何を具体的に考えたかまで書かれていませんが…)というワードが多く見られました。
「学び」のステップとして「考える」は重要な行動です。
次回以降の生徒たちの活動と成長が楽しみです♪
山ノ内さん、ありがとうございました!!!
★これまでの様子
1回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20150114
2回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20150116