選択授業「チーム・組織を考える」8

【チーム・組織を考える8回目20140618】
勤務校で担当している選択授業「チーム・組織を考える」8回目。
今回も運営メンバーの小原さんが参加。
今回のプログラムは以下の通りです。
1.生徒によるアクティビティ(アイスブレイク)運営1
2.「アクティビティ分析ワークシート」記入→シェアリング
3.生徒によるアクティビティ(アイスブレイク)運営2
4.「アクティビティ分析ワークシート」記入→シェアリング
5.小原さんによる「Yes but,Yes and…」のショートレクチャー
6.生徒によるアクティビティそのものの振り返り・フィードバック討論+発表 ※簡易ホワイトボード使用
<振り返り・フィードバックの視点>
A:運営チームのファシリテーターとして良かったところは?
B:なぜ楽しめたのか?楽しめるような工夫はどのようなものだったか?
C:どうやって運営チームは、チーム作り・コミュニケーションの場を作っていたのか?
D:自分たちが運営チームの場合、何を心がけたいか?
7.意見出しの練習<テーマ>「子ども」からイメージするものをたくさんあげる
→たくさんあげたワードから「幸せ」な感じのワードを3つ選び全体に発表(発表の際、発表者はたくさんあげたワードの数・「幸せ」な感じの3つのワード・最後に自由に一言を言う)
8.振り返りシート記入
今回も、生徒たちによるアクティビティ(アイスブレイク)運営!
今回は2チーム。両チームともに体を使ったアクティビティ(手つなぎ・ジャスチャー)でした。
その後の「アクティビティ分析ワークシート」の記入では、いつものようにシーンとした状態で一生懸命記入していました。記入の状況は悪くないのですが、もっと工夫ができそうです(授業後の小原さんと私の振り返りで議論)。
ワークシート記入後の各チームでの振り返り討論には、今回もファシリテーションを意識した意見も多数出て一安心ですが、欲を言えば自分たちの意見の深掘りでできるようになればいいなと…。※写真参照
授業終盤は、当初の予定では話し合いを行う予定でしたが、雰囲気をみて、意見をたくさん出す練習に切り替えました。
自分たちの発想力に自信がないのか、話し合いになると議論が停滞がち…。
でもちょっとルールや仕組みを変えてあげると、たくさんの思いを出すことができる。発表者の「最後に自由に一言」は、個性あふれた意見で面白かった!
そんなことに気づいてくれるとともに、そのために参加者それぞれがファシリテーターになることが大切です!
多くの生徒たちがアクティブラーナー(能動的な学び家)になるには、アクティビティというエサを与えられ「おいしい(楽しい)/まずい(つまらない)」という感覚のみにならないように、もう一工夫が必要そうです。
なお、今回は2.〜6.のメインファシリテーターを小原さんに務めてもらいました。
時間調整、場を作り・回すことに苦労していましたが、何か学びがあればいいなと。次回以降にも期待しております!
次回の授業も、生徒たちによるアクティビティ(アイスブレイク)運営&分析を中心に、ファシリテーションについて学んでいきます。



☆これまでの授業
1回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20140416
2回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20140423
3回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20140507
4回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20140514
5回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20140521
6回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20140528
7回目:http://d.hatena.ne.jp/minamasa/20140611