12.私擬憲法と政党の結成
【12.私擬憲法と政党の結成】
<本日の問い>
「1881・82年、国会開設・憲法制定に向けて政府と民権派はどのような動きをしたか?」
勤務校(専修大学附属高等学校)の日本史の授業で使用した説明用(KP法)シートです。
※専大進学コース:この単元は、一部のクラスで教育実習生が担当。ここに書いた<本日の問い>とKP法の内容・視点は、皆川が行った場合のものです。
◎自由民権運動:国会開設・憲法制定をめざす!
◎漸次立憲政体樹立の詔で「憲法制定」が決定→民権派は憲法案=私擬憲法を作成(植木枝盛・千葉卓三郎など)
◎政府:憲法制定・国会開設の時期や形で対立:大隈重信(急進派・英流)VS.伊藤博文(漸進派・独流)
→北海道官有物払い下げ事件(汚職事件と世論・民権派は政府批判)→国会開設の勅諭・大隈追放(=明治十四年の政変)
◎国会開設の勅諭で1890年に国会開設決定→民権派は政党結成(自由党・立憲改進党など)
★皆川の日本史の授業(アクティブラーニング型授業)については、河合塾の進学情報誌『Guideline4・5月号』の「変わる高校教育(第1回 授業改善)」参照。
http://www.keinet.ne.jp/gl/14/04/koukou_1404.pdf