コフィーで授業

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勤務校の日本史の補習授業(1学期の試験などの成績が芳しくなかった生徒対象)が昨日から始まりました(全3日間)。昨日1日目は、夏休みの課題がどんなものか少しだけやってみようということでそれに取り組ませ、3日目の最終日に1学期の中間・期末試験から抜粋した再試験を行うことを予告して終了。
ちなみに、この再試験は、100点中70点以上が合格。もし1回目で不合格だったら2回・3回とその日に何度も繰り返し試験を行う形式です。
今日2日目は、少し趣向を変えて、1学期は明治時代を教えたこともあり、
「古墳ギャルのコフィー」から見た日本の近代・現代史
というテーマで補習授業を行いました。
「古墳ギャルのコフィー」DVD(テレビ版収録)第1話「ダニエルの受難」などの話を見せた上で、墳丘墓と古墳の違い、古墳でも「陵墓」と呼ばれる古墳とその他の文化財と呼ばれるものの違い、この違いがどこから来ているのか?明治時代の天皇制国家との関係は?といった感じの質問に対して、ヒントになる説明や資料を提示して、解答を記入させる作業をさせました。
生徒達は、最初はよくわからないといった感じでしたが、ヒントや説明を加えながら作業していくことで徐々に授業の趣旨がわかってきたようで一生懸命やっていました。
通常の授業では、人数が多くてなかなかできない授業のやり方を少人数の補習授業で試すわけではないのですが、このような取り組みを通じて、物事を知ったり知識を増やす意義を分かってくれると良いな〜と思う今日この頃です。
※最近、「陵墓」問題に取り組んでいることが、今回の授業をやるきっかけになっていることは言うまでもありません。私もいろいろなことを知ることによって、やることに幅が広がっていることを感じているわけです。