相次ぐ歴史学研究者の訃報
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先日の堀敏一氏(中国古代史)に続き、門脇禎二氏(日本古代史)がお亡くなりになりました。大学のある先生から、堀さんがお亡くなりになったときにメールが来て、「(堀さんが亡くなったことにより)「戦後歴史学」が終わった感が強いです」と書かれていました。
ここ数年、戦後歴史学をリードしてきた80歳前後の研究者が相次いでお亡くなりになり、もはや「戦後」を語ることにどれだけの意義があるのか?“生きた”議論ができなくなってきていることは確かなことだと思います。とはいっても、現在、問題となっている改憲などの議論はまさに「戦後」の問題であって、これを抜きには語れません。
“過去を写し鏡として未来を考える”ということを再確認する今日この頃です。
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