三年三学期ガイダンス

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勤務校における高校3年生の3学期の授業がはじまりました。
私の担当は、昨年同様、文学部地理学科・史学科です。
今日はガイダンスということで、①授業における取り組みの柱についての説明、②今後の予定についての説明、③クラス内の役割分担と班分け、④「地理学科・史学科に関するアンケート」などを行いました。
まず、取り組みの柱と予定は、以下の通りです。詳細はその都度、公開していきます。

○プレゼン大会【2/14・2/15】…テーマは各自検討中
○プレゼン大会準備
○自己紹介―「自分」史報告【1/11】
○フィールドワーク(靖国神社神田神保町など)
○講演会(4名)
○地理学・歴史学に関わる基礎講義・入門授業

次に、アンケートですが、以下のような項目を掲げました。

1.「地理学」の印象・イメージを具体的に書いてください。
2.「歴史学」の印象・イメージを具体的に書いてください。
3.「地理学」と「歴史学」との違いはどこにあると思いますか?
4.「地理学」の勉強をすることにより、どのような意味がある/ないと思いますか?
5.「歴史学」の勉強をすることにより、どのような意味がある/ないと思いますか?
6.「考古学」の印象・イメージを具体的に書いてください。
7.中学・高校の「地理(的なもの)」の授業で一番印象に残っている内容は何ですか?
8.中学・高校の「歴史(的なもの)」の授業で一番印象に残っている内容は何ですか?
9.「世界」と聞いて何をイメージしますか?
10.「グローバリゼーション」「グローバル」等、最近よく聞きますが、このような視点に立つとはどのようなことだと思いますか?
11.「アジア」とは何だと思いますか?何をイメージしますか?
12.「東アジア」とは何だと思いますか?何をイメージしますか?
13.「日本」とは何だと思いますか?何をイメージしますか?
14.「国際的」とはどのようなことだと思いますか?具体例を出して答えてください。
15.「歴史」もしくは「地理」(志望学科)とあなたはどのような関係にあると思いますか?その理由も答えて下さい。※まったく関係ないと思う場合は、その理由も答えてください。
など

「考古学」は相変わらず、化石を扱う学問というのが何人か見えました。また、「原始時代」のみを扱うイメージもあるようです。この辺については、これから近現代史にも考古学の成果が反映されていることを示せればと思います。
私が行う講義(地理学入門)では、地理学・歴史学の大枠と「文化」「文明」「地域」や「アジア」「東アジア」「日本」というとらえ方について、文化人類学の成果を援用しながら、地理学・歴史学双方の見地から見ていき、生徒たちと考えていきたいと思っています。
※昨年とあまり文章が変わっていないことをここでお断りしておきます(謝)。