怒らないようにしなければ

いよいよ勤務校も卒業式が近づいてきました。3年生の担任を持っていることもあり、卒業生を送り出すという心境は何とも言えません(良い意味で)。
ただ、生徒はすっかり「卒業」気分でまだ高校生であることを忘れています。ここ最近、各自治体が苦労している不愉快な成人式のようにならなければいいのですが…。この1年間、いろいろなことがありました。良いこともあれば悪いことも…。
“終わりよければすべて良し”と言いますが、そのようになってくれることを祈っています。たぶん、大丈夫だとは思いますが…。
大学生になると、「生徒」から「学生」になります。「生徒」の「徒」は、「何も持たない、何もしない、いたずらに、つきしたがう者」などの意味があります。一方、「学生」となると、「学業を修めるために生きていく」ことになります。
これまでのような「生徒」の場合、中学・高校という「空間」で、言われるがままに過ごしていれば、誰かしら助けてくれて、最悪自分で何も考えずとも卒業できます。しかし、大学という「空間」で「学生」は、“自らの力”で学業を修めるために生きていくことが求められます。そのために、自覚的な行動と多くの人との出会いを大切にすることが必要です。“自らの力”は自分1人で成長させることはできませんから!
と偉そうなことを言ってますが…卒業式後の最後のホームルームで話すネタのような感じになってますね(笑)。