論文、ありがとうございます

東京大学史料編纂所の日本古代史を研究している稲田奈津子さんから論文の抜き刷りを頂きました。ありがとうございます。
○稲田奈津子「文書を焼く」(義江彰夫編『古代中世の社会変動と宗教吉川弘文館、2005年12月)
私も刺激を受けている論文に千々和到「「誓約の場」の再発見―中世民衆意識の一断面―」(『日本歴史』422、1983年)というのがあり、去年の11月にわざわざ日本中世史の研究会に千々和さんのご報告を聞きに行ったくらいです。
何かを焼いて“天”に何かを伝えるという行為は、線香など現在でも見受けられる行為です。「空間」論ですね。