講演会―その4、地理学とは何か?&沖縄の歴史と現代

今日の午後は、地理学科・史学科クラス4回目の講演会でした。
講演者は、地理学がご専門の柴田健さん(神奈川県立高等学校教諭、法政大学非常勤講師)でした。これまでの講演者の方々が歴史学専門の方々ばかりだったので、今日の柴田先生は地理学科へ進学する生徒たちと教職(社会科・地歴科)を取ろうと思っている生徒たちにとっては良い時間になったのでは?と思います。
柴田先生の講演(というより、本職が高校の先生ということもあって通常の授業のようでしたが)の内容は、①大学で学ぶ地理学、②地球儀・地球・地図の見方、時差の計算、③沖縄の歴史と現代、についてでした。
今までの講演会が、講演者自身を基点においてお話が展開していたのとは違い、地理学科・史学科に進む上で最低限知っておいて欲しいこと、その中で沖縄にフィールドを置いた場合(柴田さん自身がここをフィールドとして研究している)、どのようなことを考えられるのか?といったことを、“熱き思い”を込めて授業して頂きました。教育者の姿勢という点で、私自身が非常に勉強になりました。