ガイダンス

勤務校(某大学付属高校)における高校3年生の3学期の授業がはじまりました。
私の担当は文学部地理学科・史学科です。
今日はガイダンスということで、①授業における取り組みの柱についての説明、②今後の予定についての説明、③クラス内の役割分担と班分け、④「地理学科・史学科に関するアンケート」などを行いました。
まず、取り組みの柱と予定は、以下の通りです。詳細はその都度、公開していきます。

○プレゼン大会【2/15・2/16】…テーマ「川崎の地理と歴史」
○プレゼン大会準備
○自己紹介―「自分」史報告【1/12・1/13】
○フィールドワーク(靖国神社神田神保町川崎市市民ミュージアム横浜市歴史博物館
○講演会(5名+1グループ)→かなり充実した講演者です。
○地理学・歴史学に関わる基礎講義・実践

次に、アンケートですが、以下のような項目を掲げました。

1.「地理学」の印象・イメージを具体的に書いてください。
2.「歴史学」の印象・イメージを具体的に書いてください。
3.「地理学」と「歴史学」との違いはどこにあると思いますか?
4.「地理学」の勉強をすることにより、どのような意味がある/ないと思いますか?
5.「歴史学」の勉強をすることにより、どのような意味がある/ないと思いますか?
6.「考古学」の印象・イメージを具体的に書いてください。
7.中学・高校の「地理(的なもの)」の授業で一番印象に残っている内容は何ですか?
8.中学・高校の「歴史(的なもの)」の授業で一番印象に残っている内容は何ですか?
9.「世界」と聞いて何をイメージしますか?
10.「グローバリゼーション」「グローバル」等、最近よく聞きますが、このような視点に立つとはどのようなことだと思いますか?
11.「アジア」とは何だと思いますか?何をイメージしますか?
12.「東アジア」とは何だと思いますか?何をイメージしますか?
13.「日本」とは何だと思いますか?何をイメージしますか?
14.「国際的」とはどのようなことだと思いますか?具体例を出して答えてください。
15.「歴史」もしくは「地理」(志望学科)とあなたはどのような関係にあると思いますか?その理由も答えて下さい。※まったく関係ないと思う場合は、その理由も答えてください。
など

まだ、集計はしていませんが、「考古学」は化石を扱う学問というのが多く見えました。私が行う講義では、地理学・歴史学の大枠と「アジア」「東アジア」「日本」というとらえ方について、地理学・歴史学双方の見地から見ていき、生徒たちと考えていきたいと思っています。