歴史学の研究成果報告

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ブログよりもお手軽なfacebookにはまる今日この頃。
facebookには、主に学校教育関係のことを綴り始めました。
こちらでは、歴史学研究のことを中心に引き続き書き綴ろうかと…。更新はあまりできませんが…。
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さて、今年の五月に学会(歴史学研究会大会)報告した成果が公表されました。
「日本古代の対外交易と「東部ユーラシア」」(『歴史学研究』885、2011年)
私のこれまでの研究の集大成であり、中間報告をさせて頂きました。今後の研究の方向性はありますが、すぐには成果を出していけないのが現状です。
とりあえず、この発表・論文の反響をしばらく様子見したいと思います。
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あと、近々、河添房江さんと共編の『アジア遊学』№147「唐物と東アジア」が公表されます。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&cPath=9_14_38&products_id=100049

『アジア遊学』№147「唐物と東アジア」
河添房江・皆川雅樹編
勉誠出版・定価 2,100円(本体2,000円)
固定的な東アジア観の超越を目指す
唐物とよばれる舶載品が、奈良から平安、そして中世や近世まで、どのように受容され日本文化史に息づいているか。美術品や歴史資料のみならず、文学資料も用いて明らかにする。

目次
序にかえて 河添房江
「唐物」研究と「東アジア」的視点―日本古代・中世史研究を中心として 皆川雅樹
日本美術としての「唐物」 島尾新
【コラム】唐物と日本の古代中世 五味文彦
奈良時代と「唐物」 森公章
上代の舶載品をめぐる文化史 河添房江
万葉集』と古代の遊戯―双六・打毬・かりうち 垣見修司
平安時代と唐物 シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア
算賀・法会の中の茶文化と『源氏物語』―書かれざる唐物 末沢明子
【コラム】唐物としての書物 小島毅
唐物としての黄山谷 前田雅之
中世唐物再考―記録された唐物 古川元也
戦国織豊期の唐物―唐物から名物へ 竹本千鶴
【コラム】唐物と虚栄心の話をしよう! 上野誠
江戸時代の唐物と日蘭貿易 石田千
琉球使節の唐旅と文化交流 真栄平房昭