國學院大學文化講演会「円仁石刻と古代の日中文化交流」

@人気ブログランキングの順位です。ここをクリック引き続き順位上昇にご協力を。
國學院大學文化講演会「円仁石刻と古代の日中文化交流」の案内がきました。
http://www.kokugakuin.ac.jp/extension/jigyou0400007.html

平成22年度國學院大學文化講演会
主催 國學院大學
共催 國學院大學院友会・國學院大學若木育成会
円仁石刻と古代の日中文化交流
―法王寺釈迦舎利蔵誌の史料性と史実―

■日時:平成23年1月23日(日) 9:30開場
■内容:
今年7月、日本で公になった中国河南省法王寺の石刻、845年の「釈迦舎利蔵誌」に入唐僧円仁の名が記されていた。7月16日、本学での調査報告会には多数の研究者、一般市民、学生等が集まり、その意義について多様な見解が出され、研究が緒に就いた。その後、8月、同寺で同一内容の石刻が見つかったため、9月2日には再調査の報告会を催すなどして、二種類の資料をめぐる史料性の検討が日本と中国の研究者により進んでいる。
今回改めて国際シンポジウムを開催し、新出資料の史料批判とともに、円仁、さらには古代の日中の仏教を主とする文化交流にテーマを広げて最新の研究成果を提供したい。今後の文化、学術活動の進展に資すことができれば幸いである。
<講師及び題目>
10:00〜10:05 挨拶
10:05〜10:10 趣旨説明
○講演1.10:10〜11:10 「日中文化交流史上の円仁と天台」
天台宗・教学部長 斉藤圓眞
○講演2.11:10〜12:00 「法王寺釈迦舎利蔵誌の史料性と解釈」
國學院大學栃木短期大学教授 酒寄雅志
○講演3.13:00〜13:50 「法王寺舎利塔地下宮殿の発掘調査」
中国・河南博物院副院長 田 凱 
○講演4.13:50〜14:40 「嵩山の寺院・石刻と交通」
中国・登封市地方誌弁公室主任 呂 宏軍
●報告1.14:50〜15:10 「隋唐の仏教と石刻」
明治大学教授 氣賀澤保規
●報告2.15:10〜15:30 「舎利信仰と舎利塔・荘厳具」
早稲田大学教授 肥田路美
●報告3.15:40〜16:00 「唐代石刻の避諱と空格」
早稲田大学教授 石見清裕
●報告4.16:00〜16:20 「入唐僧の情報ネットワーク」
國學院大學教授 佐藤長門
16:40〜18:30 討論(講演者、報告者)
コーディネーター: 國學院大學教授 鈴木 靖民

■入場料:無料
※当日資料代実費(500円の予定)がかかります。
■会場:渋谷キャンパス120周年記念2号館1階2104教室(自由席)
※参加多数の場合は、2号館1階2101教室(自由席)での同時中継でご受講いただく場合があります。
※渋谷駅より徒歩13分、又は都営バス[学03系]日赤医療センター行き 「東四丁目」下車、50mほど戻り右側の建物です。詳細はアクセスマップまたは渋谷キャンパス案内をご覧ください。
※自動車、バイク、自転車等での来校は、駐車場所がなく、近隣のご迷惑となるのでお断りいたします。
※昼食時は、メモリアルレストラン(3号館2階)をご利用いただけます。
■申込方法:官製はがきに、「文化講演会希望」、住所、氏名、電話番号を記入し、下記にお申し込みください。一枚のはがきに3名まで連記可能です。
FAXの場合は、上記必要事項をエクステンション事業課までお送りください。
なお、受講証の発行はいたしません。当日会場に直接お越しください。
■申込締切:平成23年1月13日(木)必着
<問合・申込先>
國學院大學 エクステンション事業課 (渋谷キャンパス 若木タワー2階)
受付時間 月〜土曜 9時〜17時
(年末年始休止 12月25日(土)〜1月7日(金))
〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28
TEL. 03-5466-0792 FAX. 03-5466-0528

◆関連する本…
鈴木靖民編『円仁とその時代』(高志書院、2009年2月)