気づけば新学期がはじまり1週間が

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久々の更新です。
勤務校では、4月10日に始業式があり、13日より本格的に授業開始。
高校3年生の担任になりました。
また、今年も高校2年・3年の日本史にプラスして、土曜講座(2時間)で「王朝文化への誘い〜歴史編〜」という授業を担当しております。
日本史の授業については、両学年とも昨年のものを改良しているため、授業準備に苦労しております。また、土曜講座は初めて持つ授業なので、さて何をやろうかと…。

<生徒向けに配付された講座の紹介文>
平安時代、11世紀に紫式部によって執筆された『源氏物語』。この物語に描かれた世界は実際の歴史(史実)と、どれだけかけ離れていたのか?史実においても王族・貴族たちはあのような優雅な暮らしをしていたのか?
本講座では、平安時代の歴史を中心に、王朝文化を考えることを主題とします。『源氏物語』などの文学作品を読み進めるのではなく、物語に登場する様々なモノ(「唐物(からもの)」と呼ばれる当時の海外ブランド品など)や行事・儀礼に注目しながら、史実と物語世界との関連をひも解きたいと思います。また、ヨーロッパ各国の王室の歴史などとも比較できればと考えております。
平安時代史(平安時代以外も扱う予定)、京都の歴史、宮廷の歴史、ブランド品の歴史などに興味がある受講生をお待ちしております。

土曜講座は、今日が初日でした。自己紹介やらアンケートやらをやった上で、この講座でやりたいことは何か?率直に全員(1年生3名・2年生2名・3年生4名の計9名)に聞きました。
その結果、京都の歴史をやることになりました。
新撰組好きが何人かいたことと、都や宮廷という言葉に惹かれた生徒がいたので、京都の歴史を中心に時代ごとの特色を、京都の地図の変遷を通じてやってみようかと思います。
ただし、ここには大きな問題が…。私は今まで京都の歴史をそのような視点で見たことがありません。かなりの勉強が必要で、今までの知識ではどうにもならない…。
やはり、日々勉強ですね〜。
参加者9名と少人数なので、大学のゼミのような形で、京都の歴史以外にも生徒自身が調べるようなことも積極的にやりたいと思っています。また、土曜日なので、博物館見学やフィールドワークにも行ってみたい(京都には行けませんが…)と思っています。
楽しいことが増えると、仕事が増える?さて、どこまで私の身体が持つか???
★京都の歴史の本を探さないと

物語 京都の歴史―花の都の二千年 (中公新書)

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図説 歴史で読み解く京都の地理

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