法政大学第二高等学校にて講演会

minamasa2009-02-04

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前任校にて、高校3年生対象に講演(授業)をしてきました。
3年生といっても全員ではなく、法政大学の文学部地理学科・史学科に進学する生徒対象でしたので、10名程度の小規模なものでした。
法政二高の3年生3学期の取り組みは、私も前任校勤務時代(2005年4月〜2007年3月)に担当(過去のブログ記事参照)し、地理学科・史学科クラスで何名もの方々に講演を依頼して実施していたので、まさか講演する立場になるとは思っていませんでした。
通常の高校での授業とは違う、学会報告とも違う、なんともいえない緊張感がありました。
講演内容は、以下の通りです。

題目:「日本」をイメージするためには?
―「陵墓」・「日本」の「世界遺産」・「日本」文化―

1.『古墳ギャルのコフィー』に見る陵墓(天皇陵)・文化財の問題
※ダニエル(四隅突出型墳丘墓)のクッションを見せる(※写真)
2.「陵墓」問題の現在
3.「仁徳天皇陵」(大山古墳/大仙古墳)の世界遺産登録の問題
4.世界遺産登録制度の現状と課題
5.日本国内にある世界遺産の現状
6.「日本の世界遺産」という表現の違和感と「日本」の歴史・文化

生徒たちの感想はじっくりと見ていないのでわかりませんが、こういう問題があることを知ってくれるだけでも大満足です。