シンポジウム「古代東アジアの国際関係と留学生」

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専修大学社会知性開発研究センター/東アジア世界史研究センターの文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業「古代東アジア世界史と留学生」の公開講座が昨日、今日はシンポジウムが開催されました。

テーマ:古代東アジアの国際関係と留学生
日時:2007年10月28日(日)10:00〜17:00
場所:専修大学神田校舎731教室  定員:100名
司会・進行:飯尾秀幸(東アジア世界史研究センター研究員/専修大学教授)
[プログラム]
10:00〜10:15「シンポジウムのねらい」
荒木敏夫代表(東アジア世界史研究センター代表/専修大学教授)
10:15〜11:15「古代東アジア研究の課題−西嶋定生堀敏一両氏の業績に寄せて−」
金子修一氏(國學院大學教授)
11:15〜11:30(休憩)
11:30〜12:00「遣唐留学生と日本文化の形成」
古瀬奈津子氏(お茶の水女子大学教授)
12:00〜12:30「日本の遣唐留学生と渡来人」
加藤謙吉氏(成城大学中央大学兼任講師)
12:30〜13:45(休憩)
13:45〜14:15「唐とトルコ人・ソグド人」
石見清裕氏(早稲田大学教授)
14:15〜14:45「遣唐留学生と請益生」
矢野建一研究員(東アジア世界史研究センター研究員/専修大学教授)
14:45〜15:00(休憩)
15:00〜17:00 討論

会場を見回した限り、意外と研究者の姿が少なかったのが気になりました。
なお、やはり討論で議論になったのは「東アジア世界」という考え方でした。「世界」という言葉が示す意味を考えると何にとっての「世界」なのか?考えていかなければなりません。それは、「東アジア」という用語にも言えますが。
昼食に時間、なぜか私と國學院大學の鈴木靖民さんとフランス高等学院のシャルロッテ・フォン・ヴェアシュアさんとの3人で神保町岩波ホール裏の中華料理店へ。その後、ヴェアシュアさんは一人で現在開催中の神保町古本市の会場へ。私は鈴木さんと一緒に古本まつり巡りを。鈴木さんはなぜか自分で編集した『日本の時代史 (2) 倭国と東アジア』を吉川弘文館のブースの店員さんに「これ私が書きました」と言いながら購入(店員さん深く頭を下げてタジタジ)。貴重な体験をさせて頂きました。
夜の懇親会もいろいろな研究者の方々とお話ができ、有意義な一日を過ごさせて頂きましたが、金曜からノンストップでいろいろなことをやっていたのでかなり疲労困憊…。
★古本市で買った本(鈴木靖民さんが「あとがき」(編集後記)を書いています)

翰墨史話 (1978年)

翰墨史話 (1978年)