大阪大学歴史教育研究会例会での報告

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朝からそれほど緊張感もなく、東京駅から新幹線に乗って新大阪へ。過去に大阪へ来たことがあるのは1回のみで、そのときは新大阪駅に3時間ほど滞在したのみですので、今回が実質初めての大阪探訪。
新大阪駅から、御堂筋線とモノレールを乗り継ぎ、大阪大学へ。文学部の校舎が敷地の真ん中あたりにあり、少し迷いましたが、「野生の勘」で無事に会場へとたどり着きました。
研究会は、私ともうお一方、横浜の公立高校の先生でした。

第17回例会(2007年7月21日)
報告1 皆川雅樹氏
「唐滅亡前後の「東アジア」の交流と日本列島」
報告2 高橋和子氏
「山川詳説世界史Bの全分野を授業で教えて―マニュアル化という視点からの問題提起―」

報告内容などについては、同会のホームページを見て頂ければと思います(レジュメを見ることができます。ただし、私のレジュメはまだアップされておりません)。
研究会への参加者は、大枠として、大阪大学の歴史系の教員、同大学の院生・学生、西日本を中心とした高校の教員などが40人くらいといった感じでした。
2人の報告の後、「茶話会」という名の討論会(作業部会)が開かれました。これは、3つのグループ(グローバルヒストリー、中央ユーラシア、世界史のなかの日本史)に分かれて、高校における教材(副教材)つくりをするためにはどうすれば良いのか?を大阪大学の院生が中心となって議論する場です。私も「世界史のなかの日本史」グループに参加しました。ここでは、日本史の教科書をもとに、時代・単元ごとに「世界史」と関連させるコラムを作るという作業を進めていく計画を立てていました。もし、この計画が完全にできれば、本が一冊刊行できるような計画です。今後の作業に期待したいと思います(私もコラム書きを宿題として与えられました。夏休みにがんばります…)。
夜は、懇親会に参加。関西系の大学教員・大学院生や高校の教員と話す機会はあまりないので、貴重な時間であると同時に楽しい時間を過ごすことができました。
これからも時間に都合がつけば(これが難しい…)、この研究会にできるだけ参加しようと思う今日この頃です。