夏休みの課題

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勤務校で私が担当する2年生の日本史では、夏休みの課題として「明治・大正・昭和、日本の戦争の歴史」というテーマのもと、研究レポートを作成することを出します。夏休み前の1学期の段階で事前に、詳細なテーマを決定し「計画書」を提出してもらいました。現在、その「計画書」のチェックをしております。
テーマとして多いのは、やはり、広島・長崎の原爆投下の問題と沖縄戦です。あとなぜか日露戦争が目立ちます(なぜだ?)。沖縄戦については、この学年は年度末に修学旅行で沖縄に行くのでなんとなくわかるのですが、広島・長崎の原爆投下についてはなぜ興味をもつのかいまいちつかめません。
広島・長崎の原爆投下についてテーマを設定した生徒の計画書を見ると、夏休みに作成するレポートの視角としてあがっているのは、ほとんどが被害の状況であり、あとは原子爆弾の性能というちょっと化学的な分野に興味がある生徒がちらほらといった感じです。最近の某前大臣の「しょうがない」発言の前に「計画書」は回収していますので、このこととは関連しませんし。
広島・長崎の原爆投下をテーマに設定した生徒へのアドバイスとして、必ず『夕凪の街 桜の国』というマンガと近日公開される映画を観て欲しいと「計画書」へのアドバイスとして書き込み、来週、返却する予定です。
※映画については、こちらを参照。
この他に面白いテーマとしては、地元と戦争の関係や与謝野晶子近衛文麿李鴻章といった人物を取り上げるといったところでしょうか。
2学期、大量のレポートを読む心構えをしておこうと思う今日この頃です。