渤海史の現代的課題

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勤務校では来週、期末試験があります。2年生の日本史は、私を含めて3人の先生が担当しています。期末試験では、中間同様、100点満点中、90点分が共通問題、残りの10点分担当者別問題となり、後者では必ず論述問題を出すことになっています。
私の担当クラスでは、授業内で渤海の滅亡を扱ったので、その関連で、渤海の歴史の現代的課題について「東アジア」の捉え方を考慮して論述するという、難解な問題に答えてもらいます。おそらく、大部分の生徒たちがきちんと理解した上で論述できるとは思えませんが、こういう問題があるということを頭の片隅においてくれればと思っています。
なお、生徒たちには、私なりに「東アジア」の捉え方についてまとめたものと古畑徹「渤海と日本」(武田幸男編『日本と朝鮮 (古代を考える)吉川弘文館、2005年)の「1.渤海を論じる前に」の部分をコピーしたものを配布してあります。
さて、どれだけ整理して論述することができるか?楽しみです。