人生相談

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昨日・今日と勤務校(大学附属の高校です)の協力担任をしている高校3年生の1人の生徒が「大学で歴史学、特に考古学の勉強がしたくて、附属の大学へ進学するか、他大学へ行くかで悩んでいる」ということで話を聞きました。
彼の当初の意志としては、「他大学へ進学して原始・古代の日本考古学の勉強したい」ということだったので、関東圏だと明治大学が学問環境(教員数や面々も含めて)として整っているという話をはじめとして、その他の各大学の考古学の教育環境(特に各大学に所属している大学教員がどのような専門の人かなど)をかなり細かく話しました。また、附属の大学でも考古学の基礎は充分に学べること、さらに専門的に追求するのであれば、その道の先生がいる他大学の大学院へ進学すれば良いことを話しました。加えて、歴史学全般を学ぶという意味では、附属の大学が関東圏では1・2を争う(大げさか!?)良いスタッフであることを話しました。
彼の意志として、「考古学を学びたい」というかなり漠然としたものと同時に、附属の大学が歴史を学ぶ上で非常に良い環境であることを知らなかったこともあり、私と話したことで知った事実がかなり衝撃的だったようです。彼の驚きぶりに私も驚いてしまい、思わず「私の話が君の人生を左右してる?」と聞いてしまいました。彼の答えは「かなり…」でした。
私の進路相談の際の持論は、「どこの大学へ行くのか?」ではなく「どこの大学で何を学ぶのか?」ですので、彼がどこの大学へ行こうが、「行った大学で学びたいと思うことをどれだけ追究できるか?」が問われるのだと思います。
目標・目的を持って大学進学を考えている生徒は、是非とも応援していきたいと思います。
※進路相談をしている途中、明治大学の大学院生の知人であるOさんに連絡し、明治大学の考古学の教員スタッフと研究室の現状を聞きました。Oさん、ゼミ中にお邪魔してしまい、申し訳ありません。ありがとうございました。