靖国神社・神田神保町フィールドワーク

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今日は、勤務校の高校3年生の授業の一環として、靖国神社神田神保町の古本屋街のフィールドワークを行いました。昨年度も同じことをしました。10:30に靖国神社の大鳥居に集合でしたが、明らかな遅刻をした生徒もなく、今年度の生徒は真面目だと感心しました。
午前中は、靖国神社境内の本殿に向かって左側のヤスクニで重要な元宮・鎮魂社と旧招魂斎庭跡について説明し(本殿への参拝はしていません(笑))、同じく右側の絵馬を見て「英霊」たちに受験合格のお願いをしている現状を見た後、遊就館へ。
今年度の生徒たちはやはり非常に真面目で、遊就館の展示内容にそれなりに関心を示し、時には「これはない」みたいなことを言いながら見学をしていました。私は今回、館内に展示してある絵画に注目して見学をしました。絵画のほとんどが平成になってから寄贈されたもので、あれだけ見ていると「戦争って綺麗だな〜」と思ってしまいそうでした。兵士たちの笑顔や戦闘機の果敢な飛行など、やはり「厳選された」絵画展示となっていることを再認識しました。最近、遊就館によく行くので、行く毎に注目するものを変えながら、新たに違った発見をしていこうと思う今日この頃です。
遊就館を出た後、現在は月極駐車場になっている招魂斎庭跡へ。ここは、戦前・戦中、靖国神社で一番と言って良いくらい「神聖なる場所」です。これを見て、境内の西側を回って(裏側は灰皿が多く、近所のビジネスマンの喫煙場所になっているようです。千代田区はたいへんだ)、集合場所であった大鳥居まで戻ってきました。
午後は、生徒たちが各自、神田神保町の古本屋街散策をしました。地図として、昨年度同様、「25000分の1地形図」「江戸時代図」「1904年復元古地図」を持たせ、時代の移り変わりを実感してもらいました。生徒がチェックしてくるポイントは以下の通りです。
専修大学岩波ホール◆さぼうる◆すずらん通り◆三省堂明治大学リバティータワー(解散場所)
また、これも昨年度同様、100円くらいの本(漫画は不可)を購入してくることも課題としました。
私は、時間に余裕がありましたので、本屋を散策…「病気」が発生しました…。何冊か購入。

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生徒たちの感想や散策した道やエピソードについては来週月曜の授業で報告してもらいます。どのように真面目に面白く話してくれるか楽しみです。