大学で学ぶ地理(学)と歴史(学)

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授業初日は、ズバリ「大学で学ぶ地理と歴史」ということで、進学する大学のホームページ資料・パンフレットとシラバスを使って授業を展開しました。
なお、昨日の段階で「大学で学ぶことの意義」については、私のパートナーの先生がお話をしています。内容はあまり聞いておりませんが…。
午前中前半(3時間目)は、「地理と地理学、歴史と歴史学」の違いということで、中学時代からの地理・歴史の授業を振り返りつつ、これまでと大学の授業はどこが違うのか?「学」がつくことによって何がかわるのか?を大学のホームページ資料・パンフレットや私の話を交えて、生徒たちは考えました。また、実際に大学のシラバスを見ながら、中学・高校と何が違うのかを考え、生徒みんなで指摘し合うということをしました。
授業がゼミナール形式で、参加している生徒すべてに意見を聞くので、彼らは最初戸惑いもあったようですが、「何か言わなくては!」と必死に考えていました。しかし、「質問・意見がないからない」といったスタンスの生徒もいました。それでも「何か質問や意見を言って下さい」というと、それなりに質問はしていました。「なんだ言えるではないか!」、せっかく思考する能力を持っているのにそれは止めてしまったら、それこそ宝の持ち腐れです。将来、就職などしたときに、このような能力が最重要であることを知っていて欲しいものです。