物語研究会のお知らせ

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私にとっては「他流」ですが、一応お知らせします。よく知っている名前が見えますが…。

物語研究会9月例会
【シンポジウム】テーマ「唐物と楽器〜七絃琴を軸にして、そして実演を聴く〜」
日時:2006年9月16日(土)13:30
会場:フェリス女学院大学
報告者(演奏者):
岡部明日香氏「古代の日本・中国における琴の受容―理念として、楽器として、文学として―」
皆川雅樹氏「「唐物」とは何か?―日本古代史研究の立場から―」
伏見无家氏(琴演奏プラス解説)
コーディネーター:原豊二氏

平安時代には、四種類の絃楽器があり、それぞれ絃の数が異なっています。
1.琵琶(四絃)
2.和琴(六絃)
3.琴(キン、七絃)
4.箏(十三絃)
今回、シンポのテーマとなっているのは、3.の琴(キン)です。『宇津保物語』『源氏物語』等の文学作品には、琴(キン)も含めて上記の絃楽器が多く登場し、それは奏者によって人物の位相が「差異化」されているそうです。
私がなぜこんなテーマと関わりがあるのかは、これから徐々に明らかになっていきます。10月以降…来年以降、具体的に取り組んでいくつもりです(笑)。
※琴(キン)については、伏見无家氏のHP「鎌倉琴社」参照