鈴木靖民さんの講演会へ行く

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今日は午前中、部屋の掃除など、雑務をした後、中央大学多摩キャンパスへ久々に行きました。目的は、もちろん、先日もご紹介した大学院前川ゼミの一環で行われた鈴木靖民さんの講演会です。
○鈴木靖民「国家形成論の現況―モンゴル帝国形成論と首長制社会論を中心に―」
詳細はあまり言えませんが（活字化をお待ち下さい）、ロシアのＮ.クラーディン氏のモンゴル帝国形成論についての紹介と批判をした上で、首長制社会と国家形成の関係を北方民族や日本列島「周縁部」との比較史的観点から論じておりました。
Ｎ.クラーディン氏のモンゴル帝国形成論については、2006年5月19日の第51回国際東方学者会議で、クラーディン氏ご本人に鈴木さんがコメントした内容のようです。
私の知らない研究書がたくさん紹介されたので、非常に勉強になりました。ただ、大部分が日本語ではないので私には能力の限界が…。
講演後は、懇親会に「連行」され（自分から行ったかな？）、いろいろな話で盛り上がりました。
★中央大学の生協で買った本

国境・誰がこの線を引いたのか―日本とユーラシア (北海道大学スラブ研究センタースラブ・ユーラシア叢書)

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