ボクシングの試合

今日は勤務校の昨年度担任したの生徒でプロボクサーになった生徒（GAKU）のデビュー戦でした。２試合目ということもあって、仕事を早く切り上げて後楽園ホールへ、昨年度私の担任クラスの数学を担当していた先生と一緒に向かいました。
１試合目の始まりと同時に到着し、まわりを見渡すと、昨年度の担任クラスの生徒たちが２０人以上いて、数ヶ月前に卒業したばかりですが何だか懐かしい感じでした。みんな格好が「大学生っぽく」なっていたのが何とも笑えましたが。１試合目が秒殺３０秒でしたので、急いで駆けつけて良かったです。
さて、GAKUの試合はというと、４ラウンドまでフルに戦い、判定勝ちで初戦を勝利で飾ることができました。おめでとう！でも本人は応援してくれた人々に「すみません」と謝っていて、かなり悔しそうな表情をしていました。試合終了後、裏で土下座している場面も見かけ、予告通りのＫＯ勝ちができなかった悔しさがかなり伝わってきました。また、私のところへも来て「すみません」と何とも言えない表情だったのが、逆に、ボクシングという競技に真面目に向き合っているのだと、私は感じ、改めてこれからも応援していこうと思いました（学校で勉強しているときとは違い、真剣に向き合えるものができてよかったと思ったりもします）。
ボクシングの試合を初めて観戦しましたが、知っている人、それも教え子が殴ったり殴られたりしている光景を見ていると、何とも言えない不安が募ってしまい、見ている間かなり辛く泣きそうになりました。でも、真剣に向き合っていることが、実際に見ることによってわかり、非常にうれしくも思いました。
さて、２戦目以降はどうなるか？次回も駆けつけたいと思います。
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