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別冊「本」RATIO 01号(ラチオ)

別冊「本」RATIO 01号(ラチオ)

【目次】
巻頭論考:今、われわれの根本問題をどう考えるか、どう考えうるか
小泉義之「自爆する子の前で哲学は可能か―あるいは、デリダの哲学は可能か?」
○小澤真幸「「靖国問題」と歴史認識
大特集:アジアのナショナリズムを問う
○川島真「歴史物語の中の近代中国論―日本はなぜ中国の主要敵か」
○木村幹「大韓民国の「現実」とその喪失―李承晩と朴正熙をめぐって」
原武史「「視覚的支配」と「時間支配」―近代天皇制の支配をめぐる覚書」
伊勢崎賢治「危険な愛国心と安全な愛国心―「非戦」の思想は可能か」
○東島誠「日本型「オオヤケ」の超え方―<市民>が<国民>へと回収されないために」
特集:世界の現代思想を読む
リチャード・ローティ「予測不能アメリカ帝国
連載:イタリア現代思想の最前線(詳細省略)
特集:現代哲学はどこへ向かっているのか
大屋雄裕「他者は我々の暴力的な配慮によって存在する」
○郡司ペギオ・幸夫vs.小泉義之「物語をやめよ!=「生きる」ことの哲学を構想する」
○鈴木泉「形而上学を再インストールする」
戸田山和久vs.伊勢崎哲治「実在論論争―科学に何ができるのか」

この本の内容は、1頁目に「ratio=比、比率、歩合、比例、割合、理性、悟性、理由、根拠」とあるので…。

講談社のホームページ(http://shop.kodansha.jp/bc/books/ratio/)より】
■刊行の辞
日本を含めた世界は、今まさに、これまで経験したことのない新しいステージに立たされています。それをもっとも端的に象徴するのは、9.11後の国際社会の現実でしょう。現代は、あらゆる理論、思想、政策が無効になり、誰もが新たな解答を見出せないまま、途方に暮れているように見えます。
人類はこれまでこのような事態を、さまざまな思想を提出しあうことによって、解決してきました。それが人類の歴史でもあります。今、出口なしの状態にあるということは、逆に言えば、これから、新たな思想の時代が到来する、という前ぶれに他なりません。
RATIOは、そのような新しい思想の可能性を探り、吟味し、検証するために生まれました。
今、来たるべき思想の時代を予見するかのように、日本にも世界にも、新しい思想の萌芽が見られます。若い言論が生まれつつあります。そのような、可能性に満ちた論考が自在に参集する場として、この雑誌が枢要な役割を演じられることを念じつつ、02号、03号と続けていきたいと考えております。
ぜひ一度、のぞいてみてください。どれでもいいから、読んでみてください。どれも意外に読みやすく、しかも深いことがおわかりいただけるはずです。

関係ありませんが、秋葉原駅前は、10年前とは大違いですね。ビルに囲まれてなんだか違う空間になっているような…と思うと、メイド姿での売り込みやリュックサックもしくは肩掛けカバンをもった青年?たちがわんさかと…。このような状況も10年前にはなかった…秋葉系アイドルの路上ライブも初見聞…。このマチのratioはどうなっているのか?
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