プレゼン大会反省会

今日から文学部地理学科・史学科クラスは「第二クール」に入りました。この期間、学部学科によって取り組み方は全く違います。私が担当するクラスは、先日も示したとおり、(月・火・水)×2で授業などを展開します。
今日の午前中は、先週行ったプレゼン大会の反省会を各班ごとに分析し、各班長を中心に話してもらいました。
驚いたのは、各班ともに、「良いできだった」とか「成功した」という声が聞こえたことです。自分たちのできに満足するのは別に構いませんし、現実、どの班も失敗したとは私も思っていません。しかし、決して100%のできとは言えませんし、もう少し計画的にやればできることは他にもあったはずです。こういうことを言うと、「自分たちはそれなりに努力した」とかすぐ言う生徒や「ここまでやったのだから良い」などと言う生徒もいたりと…。
反省・分析文の書き込み量とプレゼンのできは、明らかに比例します。自分のやったことをきちんと振り返り反省し、「まだまだ完璧ではないところが沢山ある」と思い、今後どのようにいかすことができるのか?このようなことを、しっかりと考えられない人が、これから大学生そして社会人になったら必ず「浮く」存在となり、信用も信頼も得ることはできません。
ナルシスト(自己満足とは違う)もネガティブもいりません。経験したことから、先のことを考えられる人になってください。