討論会&ディベート

今日の午前中の授業は、“自分の考え、相手の考えを如何に考え話すことができるか?”という訓練の一環として討論&ディベートを行いました。テーマは、授業の最初の方にフィールドワークで靖国神社に行ったということもあったので、「日本の首相の靖国参拝を考える」という内容にしました。
まず前半の1時間は、生徒各個人に「靖国問題」について考えているところを聞きました。思った以上にアバウトだったので、私の方から「なぜ?」「何で?」「どうしてそう言えるの?」みたいなツッコミ満載で話をえぐり出しました。
後半の1時間は、「日本の首相の靖国参拝に賛成?反対?」というテーマでディベートを行いました。生徒たちを、①賛成派(6人)、②反対派(6人)、③ジャッジ・司会(3人)の3グループに分けて以下のような流れで行いました。

1.賛成派/反対派での話し合い(6つの意見=立論)を考える。
 「〜(という理由)だから賛成/反対だ」を考え、1人1意見を言う。
2.賛成派/反対派からの立論(6つずつ)を行う。
3.賛成派/反対派の立論に対する質問を考える。その際、相手派の立論6つの中から2つを選択し、それについて質問をする。
4.賛成派→反対派、反対派→賛成派への質問を各派2つずつ行う。
5.以上の状況を見聞きして、ジャッジが判定をくだす。

あまり時間がなかったので、それほど基礎知識もないままに議論をさせてしまったため、若干内容に厚みはありませんでした。しかし、今回の討論&ディベートで、考えて物事を発言するということの難しさに、多少なりとも気づいてもらえればと思います。
午後は、担任クラスで週に1度のホームルーム。今日がホームルームとしては最後になりました。あとは、卒業式のリハーサル&本番でクラス全員が揃う機会があるだけです。1年というのは短いものだ!と思う今日この頃です。