靖国神社・神田神保町フィールドワーク

今日の授業は、学校を出て、大学がある市ヶ谷界隈のフィールドワークということで靖国神社神田神保町のフィールドワークを行いました。
午前中は、靖国神社遊就館の見学をしました。日本史をそれなりにきちんと習った生徒たちなので、ここに連れて行ってもそれほど影響を受けないだろうと思っていましたが、その通りで、「「支那事変」「大東亜戦争」という表現はおかしいのでは?」なんて意見を私に率直に言ってくることもありました。1時間30分の見学時間は長いかと思いましたが、最後の生徒は集合時間を過ぎて来る状況で、なかなか「見応え」があったようです。さすが、地理学・史学志望の生徒たちです。
午後は、神田神保町古書店街を地図を持ってのフィールドワークを行いました。生徒に持たせた地図は、①25000分の1地形図、②1904年復元古地図、③江戸時代地図で、以下のような課題を出しました。

①実際に、神田神保町界隈を地図を持って歩き、以下のポイントを探してください。そして、このポイントが1904年(明治37)の地図ではどこにあたるのかを考え示してみてください。
専修大学
岩波ホール
■さぼうる(喫茶店
すずらん通り
三省堂
明治大学リバティータワー
 ☆自分が歩いた道筋も記録しておいてください。
②古本屋どこでもいいので、1冊100円以下の本を購入してきてください。その際、購入した古本屋についても、1904年(明治37)の地図ではどこにあたるのかを考え示してみてください。
③以上の①と②について、自分なりに流れをつくって、レジュメに整理してください。このまとめた内容を、1月23日(月)3・4限の「神田フィールドワーク発表会」で報告してもらいます。報告時間は1人あたり5〜10分。

進学する大学をチェックポイントとしていないのが私の性格の悪さですが、逆に明治大学の立派さに圧倒されていて(これは私の思うつぼ)、一部の生徒と明治大学の23階まで私も行ってしまいました(笑)。
来週の発表が楽しみです。