久々に寄ったら…イキツケの

気分転換に、久々にイキツケの本屋さん(高田馬場芳林堂書店)に行ったら最近行っていなかったせいか、いろいろと気になる本があり…以下、今日の調達品をあげます。
高橋秀樹古記録入門』(東京堂出版、2005年11月)
…ちょっと前の飲み会でも話しにあがった本です。じっくり古記録が読みたい!
栗本慎一郎シリウスの都 飛鳥―日本古代王権の経済人類学的研究』(たちばな出版、2005年10月)
…栗本氏の経済人類学にはいろいろと影響を受けています。
飯村均律令国家の対蝦夷政策―相馬の製鉄遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)』(新泉社、2005年11月)
…古代「蝦夷」の本はなぜか買ってしまいます。私の興味は実は北方にあります。
○吉田孝『律令国家と古代の社会』(岩波書店、1983年)
律令国家論の基本的な名著の復刊です。意外と古代史の論文集は持っていないことがばれてしまうますね(笑)。
○松田壽男『東西文化の交流 (講談社学術文庫)』(講談社学術文庫、2005年11月、初出1987年)
…所謂「東西交渉史」の基本的著書です。最近はこの言い方をしなくなりましたね。
長崎暢子インド 国境を越えるナショナリズム (新世界事情)』(岩波書店、2004年)
…選択授業世界史特講でインドのヒンドゥーナショナリズムを取り上げたことの延長です。
子安宣邦本居宣長とは誰か (平凡社新書)』(平凡社新書297、2005年11月)
…選択授業世界史特講関連で子安氏の『国家と祭祀―国家神道の現在』(青土社、2004年)を読んでから、同氏の著作が気になります。
佐々木克幕末の天皇・明治の天皇 (講談社学術文庫)』(講談社学術文庫、2005年11月)
…選択授業世界史特講で「靖国問題」に関わる近代天皇制を勉強して以来、古代天皇制より気になります。
古田博司東アジア「反日」トライアングル (文春新書)』(文春新書467、2005年10月)
…こちらも選択授業世界史特講での「靖国問題」関連の延長です。
家永三郎一歴史学者の歩み (岩波現代文庫)』(岩波現代文庫、2003年、初出1977年)
中村政則戦後史 (岩波新書 新赤版 (955))』(岩波新書、2005年7月)の最後に、家永氏による1950年以来の「新憲法の真価」という話題でこの本が引用されているのが印象的だったので。
加藤周一吉田松陰と現代 (かもがわブックレット)』『9条と日中韓 (かもがわブックレット)』(かもがわブックレット、2005年9月)
吉田松陰の方はなんとなく買ってしまいました。
宇城憲治監修・小林信也著『古伝空手の発想 身体で感じ、「身体脳」で生きる (光文社新書)』(光文社新書229、2005年11月)
…「空手」という文字にひかれました。
○季刊『前夜』編集委員会編『「戦後」とは何だったのか』(前夜ブックレット①、2005年7月)
…最近すっかり近現代史「好き」です。
□雑誌『國文學―解釈と教材の研究』(50-13、2005年12月号)
…特集「歴史家・坂口安吾世界システムとアジア」が気になりました。
□雑誌『東アジアの古代文化』(125号、2005年秋)
…特集「新発見資料から見た「古代東アジア」」でなかなかの執筆陣にひかれました。
以上、これまでにない買いっぷりです。
怒られ呆れられるどころでは済まなそうです(恐っ!)。