皇室と政治

本日、黒田さん紀宮さんの結婚が大々的に報道されたが、一方でブッシュ米大統領来日や麻生外務大臣が韓国にて会談をしていることをみなさんどれだけ意識できたであろうか?
先日、自民党憲法案が出されたが、そこには女帝問題が「見事に」かぶさっった。
今後の外交問題をうらなうこれら二つの出来事。
日本国民が皇族結婚に「癒された」雰囲気になっている中で、「問題なき」外交と言われたり、歴史認識問題でお互いの意見が全く違う中で会談が行われたりと、なにやら怪しげな雰囲気が…。
「終わったことをとやかく言っても自分たちはその時代に生きていなかったから関係ない、まわりの国がとやかく言うな」という“情けない”歴史認識を平気で言う高校生がいる今の世の中。その高校生は一方で「戦争は起こって欲しくないし、兵隊として行きたくない」「アメリカの言うことなんて聞くな!」なんて。
「自分」だけ良ければ他は関係ない、という発想はこれからどこへ行くのだろうか?