『割り箸はもったいない?』

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久しぶりに新書を一気に完読しました。この本の要点は次のページが象徴的に示している。

多くの人は、森林が危機だと聞けば、木が減っている、だから木を伐るのに反対し、目先の木製品を使わない方がよいと考える。少しでも木を使わなければ、伐られる山の木の量が減る、木を伐らなければ森は守れるし、森林があれば二酸化炭素の排出は減る・・・・・・このような連想が働く。その末端に、割り箸も引っかかったのだ。
しかし、環境問題をあまり単純化して考えるのは危険である。実際の自然環境や社会の仕組みは複雑で、何がどこに影響を与えるか一概には言えない。一つの行為には多岐にわたる背景と複雑な関係が潜んでいる(本書187頁より)。

今年1月以来の環境問題への興味・関心がまだまだ続く今日この頃です。