学部学科発表

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今日は、勤務校の3年生で付属の大学へ行く生徒たちに対して、どこの学部学科に推薦されるのかを発表する日でした。私が担任しているクラスの生徒たちも、発表を前にして何となく緊張していました。一人ずつ名前を呼んで、学部学科が書かれた紙を配布するのも味気ないので、まず全員教室の後ろに立たせて、「○○学部○○学科は、(だれだれ)」と名前を呼んで端から順番に机に座らせていくという方法をとりました。つまり、学部学科ごとに発表し、座らせていったということです。生徒たちの「自分の第一志望の学科のところで呼ばれるかな〜」と思いながら不安な顔をして待っている姿が、懐かしい思いがしました。私も付属高校から大学に進学したから。

<生徒たちへ>
志望通りにいった生徒もそうでなかった生徒も大学に行くことにはかわりありません。志望通りの学部学科に行ったからといって楽しいとは限らないし、志望通りの学部学科に行けなかったからといってつまらないとも限りません。志望通りにいった場合は、トコトン専門的知識・研究方法を習得するために勉強して欲しいものです。また、たとえ興味のないことでも大学で学ぶことは、少しでも多く吸収し、視野を広く持って、興味・関心を持つキャパを大きくしておいてください。大学は先生に教えてもらう場所ではなく、自分で如何に様々なことを吸収できるかが試される場所です。それが、就職や大学院などへのさらなる進学へと繋がっていきます。

1月から3年生の授業は、(これまでも少しずつ触れてきましたが)学部学科別にクラス編成して授業が展開し、内容もその学部学科に沿った内容となります。大学進学にあたって、こんなに恵まれた環境は、他の高校ではほとんどありません。
私が担当する文学部地理学科・史学科クラスは、今年19人(地理11人・史学8人)と去年より少し多いですが、少人数なので、私が一方的に話すのではく、生徒一人一人の意見を聞きながら楽しく授業ができればと思っています。ただし、一人一人に意見を聞きながらやることに慣れていない生徒にとっては、最初は苦痛な授業になるかもしれませんが…。