国書の会にて

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今日は、午前中の勤務校での会議後、國學院大學(渋谷)にて「国書の会」がありました。すいぶん前に紹介したことはありますが、改めて。この会では、月2回ペースで、日本古代の日本と新羅渤海との間で送られた王から王への外交文書(=国書)を、当番制で読み解いております。参加者は、金子修一さん・浜田久美子さんを中心に、日本古代(対外関係)史を専門としている方以外にも中国史朝鮮史渤海史など、関連の専門家の方々が集まってやっております。興味ある方は、ご連絡を。
今回は、国書を読まずに、契丹関連遺跡の調査に行かれた澤本光弘さんと渤海国の支配領域に関わる研究報告を赤羽目匡由さんが行いました。
研究会のあとは、この会のメイン?である飲み会へ。この会は、研究会への出欠よりもその後の飲み会の出欠が先に確認されるという、酒宴での交流がとても大事にされている会です(笑)。今回久しぶりに参加しましたが、終電間近まで飲んでしまいました…。
この会にて、研究論文の抜き刷り森公章さんに頂きました。ありがとうございます。お会いする毎に抜き刷りを頂いております。熱心に研究する姿勢を見習わなければと思う今日この頃です。
森公章「国務運営の諸相と受領郎等の成立」(『東洋大学文学部紀要』59(史学科篇31)、2006年3月)
森公章宋朝の海外渡航規定と日本僧成尋の入国」(『海南史学』44、2006年8月)