拙稿への反応―その5

私の論文「九〜十世紀の「唐物」と東アジア―香料を中心として―」(『人民の歴史学』166、2005年)の抜き刷りをお送りした方から、返信がありました。河添房江さん(東京学芸大学・日本中古文学)、ありがとうございます。
朝日新聞2月12日(日)の書評欄「著者に会いたい」のコーナーで河添さんの大著『源氏物語時空論』(東京大学出版会、2005年)が紹介されました。※新聞記事(http://book.asahi.com/author/TKY200602150290.html
私もお贈りして頂き読みましたが、私の研究とも関わる前半の「唐物」についての論考も勉強になりましたが、後半の『源氏物語』享受史についてはなぜ『源氏』を振り返り伝えていくのか?今後の情報化社会との関わりの議論が面白かったです。