いい報告でした―その1

夕方16時頃、歴史学研究会日本古代史部会10月例会に行ってきました(以前掲載したお知らせ)。
遅れていったので、2本目の報告しか聞けませんでした。
1本目は、石坂佳美氏「孝謙・称徳朝における「易名」」でしたが、聞くことができませんでした。レジュメを見る限り師匠吉村武彦氏のお弟子さんだなぁと思ってしまいました。
2本目は、近藤剛氏「「進奉」の語から見た高麗の対外認識―日麗間の「進奉船」研究の前提として―」でした。実証の手順は、さすが中央大学石井ゼミといったところです。これからは、奥村周司氏の高麗史研究との対峙・差異の創出、および再検討が望まれます。近藤くんにとって「朝貢」とは何か?を明確にして欲しいものです。本質的な問題です(笑)。