2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

生徒たちによる地理学・歴史学の基礎講義―その2

今日の午前中は、昨日に引き続き、生徒たちに各テーマを割り当ててレジュメを作ってもらい、1人あたり10〜15分程度の講義(発表)を行いました。 今日のテーマは以下の通りです。 5.「都市と災害」(山川出版社『歴史と地理』568、2003年10月より) 6.…

講演会―その7、私の人生と環境問題・環境教育

今日の午後は、地理学科・史学科クラス7回目の講演会でした。本年度の本クラス最後の講演会です。7回も講演会をしているのは、本クラスだけです。他の学部学科ではあり得ない(?)、自慢です(笑)。 本日の講演者は、私の大学・大学院修士時代の同級生で…

拙稿への反応―その1

私の論文「九〜十世紀の「唐物」と東アジア―香料を中心として―」(『人民の歴史学』166、2005年)の抜き刷りをお送りした方から、反響がありました。四日市康博さん(九州大学・モンゴル帝国史)、ありがとうございます。 ※四日市さんのホームページ(http:/…

生徒たちによる地理学・歴史学の基礎講義―その1

今日の午前中は、生徒たちに各テーマを割り当ててレジュメを作ってもらい、1人あたり10〜15分程度の講義(発表)を行いました。 今日のテーマは以下の通りです。 1.「身体の病と「生死観」」(福井憲彦『歴史学入門』岩波書店、2006年より) 2.「地理学…

講演会―その6、「軍事郵便」の研究を通して

今日の午後は、地理学科・史学科クラス6回目の講演会でした。当初は、2月7日に行う予定の講演会でしたが、講演者の都合により今日となりました。 講演者は、専修大学の日本近現代史ゼミ(新井勝紘先生)の学部4年生である郡司篤さん、神崎梨沙さん、浦田…

論文、ありがとうございます

東京大学史料編纂所の日本古代史を研究している稲田奈津子さんから論文の抜き刷りを頂きました。ありがとうございます。 ○稲田奈津子「文書を焼く」(義江彰夫編『古代中世の社会変動と宗教』吉川弘文館、2005年12月) 私も刺激を受けている論文に千々和到「…

人の話を長時間聞くことは…

今日は午後1時から、歴史学研究会日本古代史部会の例会へ行ってきました。 今回の例会は、「平安・鎌倉時代の支配機構」というテーマで、所謂「古代」史にこだわらない議論をしようというスタンスでした。これによって、いつもとは違う時代(主に「中世」)…

戦後61年

昨年は、戦後60年ということで「それなり」に戦後史を振り返る機会があり、メディアなどでも多くの特集が組まれました。私も昨年、(仕事の関係もありますが)武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会(私の地元の会)、日吉台地下壕保存の会(勤務校との関係)…

秀吉vs.後北条、それぞれの立場

今日は休み…ではなく、神奈川県私立中学高等学校協会の社会科研修会に行ってきました。内容は、「小田原の史跡を巡る」ということで、神奈川県内の社会科教員の方々と貸切バスで小田原方面のフィールドワークをしてきました。 行程は以下の通りです。08:…

地理学・歴史学の実践―その5

今日の午前中の3時間目は、昨日の授業の続きである「実践」の授業を行いました。4時間目は、10日も行ったディベートを同じテーマで行いました。 今日の「実践」のテーマと内容は以下の通りです。 ■「アジア」とは何か?⑧―「日本」の「国境」と「東アジア」―…

王権研究会のお知らせが来ました

来月行われる王権研究会のお知らせが来ました。 以下、その詳細を掲げます。 王権研究会 第11回例会 【日時】 2006年3月12日(日) 午後2時〜 【会場】 専修大学神田校舎7号館 764教室 【コーディネイター】 仁藤敦史氏 【コーディネイターより】 今回は広瀬…

第一クール反省会

今日の午後は、3年3学期学部学科授業の「第一クール」の反省会、というより座談会を行いました。 高校の通常授業とはまったく違う形式(ゼミ形式)で、さらに授業展開の中で常にいろいろな考えを聞かれる態勢でしたので、新鮮な感覚はあったようです(良い…

地理学・歴史学の実践―その4

今日の午前中は、2月7日の授業の続きである「実践」の授業を行いました。 今日の「実践」のテーマと内容は以下の通りです。 ■「アジア」とは何か?⑦―「東アジア」という用語― …「東アジア」という枠組みは何を意味するのか?「東アジア」という用語の歴史的…

レジュメの作り方―応用編

今日の午後は、レジュメの作り方について改めて説明しました。レジュメは、話す相手(聴衆)によっていろいろなパターンが考えられることを勉強しました。 ここでは、文章まじりの箇条書きのレジュメ、つまりレジュメを見ればある程度、話の内容がわかるもの…

プレゼン大会反省会

今日から文学部地理学科・史学科クラスは「第二クール」に入りました。この期間、学部学科によって取り組み方は全く違います。私が担当するクラスは、先日も示したとおり、(月・火・水)×2で授業などを展開します。 今日の午前中は、先週行ったプレゼン大…

第二クールの授業内容の紹介

第二クールの計画案を公開します。 <2月20日(月)> ◆3〜4限目「プレゼン大会反省会」 ◆5〜6限目「レジュメの作り方―応用編」 <2月21日(火)> ◆3〜4限目「アジアとは何か?」(講義) ◆5〜6限目「第一クール反省会」 <2月22日(水)…

『源氏物語』のお勉強

本日18日より3月26日まで、上野毛の五島美術館で、特別展「よみがえる源氏物語絵巻―平成復元絵巻のすべて―」が行われます。 行く予定です。 徳川美術館(愛知県)と五島美術館が所蔵する国宝「源氏物語絵巻」の絵画をもとにした「復元模写」が完成した。これ…

久々の大学、来年度は立派な…

今日の午前中は、来年度の大学院での立場を明らかにするため、大学の事務課へ。 大学院の事務の人に「元気ですか?」と言われたことには少しびっくり!約1年ぶりに行ったのに覚えられているものなんですね。大学院も、もう6年目ですからね〜。 久々の大学…

論文完成(?)

やっとの思いで勤務校の雑誌に寄稿する論文完成!あまり書けないと思いつつも、400字詰原稿用紙約58枚分くらいになりました。 キーワードは、行動・人間関係・動物・贈答・日本古代・身近といったところでしょうか。かなり急いで書いたので、落ちている部分…

プレゼン大会当日―2日目

(右の写真は昨日の担当クラスのプレゼン風景です) 本日プレゼン大会2日目。私が担当する文学部地理学科・史学科クラスは、文学部日本文学科・哲学科・心理学科のプレゼンを見学しました。 今日は、1人最低1回は質問しよう!ということを事前に、昨日(1…

プレゼン大会当日

本日プレゼン大会1日目。私が担当する文学部地理学科・史学科クラスは、1日目の午前中に発表がありました。 昨日のリハーサルでは、多少不安な部分もありましたが、何とか形になっていたので良かったです。心配していた班も、今日の朝、もう一度リハーサル…

プレゼン大会直前発表練習―1日前

今日の午前中は、昨日同様、この授業の集大成として15日に行われるプレゼン大会の発表練習を行いました。今日はさすがに、各班、本番に近い形で準備してきていました(1班だけ心配な班がありますが、自分達の力で最後まで考え抜いてもらいたいものです)…

プレゼン大会直前発表練習―2日前

今日の午前中は、この授業の集大成として15日に行われるプレゼン大会の発表練習を行いました。各班、本番に近い形で準備してくると思っていたら…、まとまりのない、流れのない感じの報告ばかり…。 資料はかなり揃っているのだから、あとは構成次第。こうい…

あの頃僕らは

小学校・中学校時代の友人からメールが!あれ以来会っていないのでかなりのご無沙汰。年賀状は送っていましたが、会う機会には恵まれず、あれから10数年経ってしまいました。昔はよく、彼の家に遊びに行ったものです。 彼は、現在名古屋で銀行員(長い名称)…

人生が決まるのか?

今日は勤務校の高校入試でした。試験監督&点数入力が私の仕事でした。例年は入力作業が夕方から夜にかけて行われるとのことでしたが、今年はかなりスムーズに終了! さて、受験生の運命はどうなるか?13日が合格発表日です。 夜は、数年ぶりに昨年末にあ…

討論会&ディベート

今日の午前中の授業は、“自分の考え、相手の考えを如何に考え話すことができるか?”という訓練の一環として討論&ディベートを行いました。テーマは、授業の最初の方にフィールドワークで靖国神社に行ったということもあったので、「日本の首相の靖国参拝を…

講演会―その5、中国古代史を学ぶ

今日の午前中は、地理学科・史学科クラス5回目の講演会でした。 講演者は、中国古代史がご専門の下田誠さん(東京学芸大学大学非常勤講師)でした。学習院大学での科研(http://www.gakushuin.ac.jp/univ/let/hist/office/gakushin)の「雑務」に追われてい…

講演会―その4、地理学とは何か?&沖縄の歴史と現代

今日の午後は、地理学科・史学科クラス4回目の講演会でした。 講演者は、地理学がご専門の柴田健さん(神奈川県立高等学校教諭、法政大学非常勤講師)でした。これまでの講演者の方々が歴史学専門の方々ばかりだったので、今日の柴田先生は地理学科へ進学す…

特別ゲスト「多摩川の人」

今日は午前中に、プレゼン大会に向けての準備ということで班毎に各自調査・整理を行いました。本番は来週で準備時間も少ないので、このような時間にあてました。 そこで、河川に関わる内容を扱う班が2つあったので、私の大学・大学院修士時代の同級生で現在…

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大学院の先輩で、昨年中国西安へ一緒に行った原豊二さん(現在、米子高専の国語の先生をしている方)が近々大著を刊行されます。 『源氏物語』に興味がある方は是非ご一読を! ※勉誠出版(http://www.bensey.co.jp/book/1770.html) ご本人には悪いのですが…